第1回 福島予想でまるごと活用!
難易度 ★★
競馬道Pro2を使ってはみたけれど、数多くの機能をどうやって自分の馬券作戦に活かしたらいいかわからない、という人もいるはず。そんなあなたに贈るのが、この「まるごと活用術」。今回は、福島競馬3週目(6月29、30日)の特別レースを例にして、競馬道Pro2の使いこなし術の一部をお見せしよう。

福島開催の傾向を探る
 まず最初に紹介するのは「レース集計・戦歴集計」機能。ここでは、昨年夏の福島開催の傾向を分析してみた。種牡馬で勝ち鞍が最も多かったのはサクラバクシンオーで2位はアフリート。こういったデータを覚えておけば、尾瀬特別で4番人気2着だったサクラバクシンオー産駒のバーデンフォンテンや、岳特別で5番人気2着だったアフリート産駒のホッカイゴッホあたりは簡単に買えた馬。特にホッカイゴッホは、厩舎の集計でトップ土田厩舎。種牡馬と厩舎、2つの集計から「買い」となれば、5番人気でも思い切って軸にすることだってできるのだ。


 戦歴集計のポイントは、集計する戦歴の数や期間を適度にすること。集計する戦歴の数が少なすぎると1勝しただけで順位が大きく動いてしまうし、逆にかなり古いデータまで使ってしまうと、今とは傾向が違っている可能性もある。ここ1年から5年程度で、ある程度のサンプル数が揃うような条件設定にするのが重要だ。

3連複限定の予想理論を作成する
クリックすると拡大
▲TUF杯予想結果画面(クリックすると拡大画面)
 続いて注目の新馬券、3連複の予想理論を「最適理論の構築」機能を使って作成してみた。設定は以下のとおり。
 
理論の構築に適用したレース
2002年の福島初日〜4日目までの特別レース(計12鞍)
買い目設定:1、2位を軸に3位から4頭流し
的中率:60%以上
 
 作成した理論で予想をすると、3連複万馬券だったTUF杯を見事的中。11番人気で3着のキクカグロリアスなど、普通に新聞とにらめっこしていたら、そう簡単にはピックアップできない馬だ。
TUF杯予想印
カルストンライトオ (1着)
キクカグロリアス (3着)
テンザンデザート (2着)

 最適理論の構築では、理論の構築に利用するレース数をあまり多くし過ぎないようにしたい。そのかわり的中率を高めに設定しておくのがポイントだ。また、1つレースをいくつかの理論で一括予想するのも活用法のひとつ。人気薄にも関らず印が多く集まっている馬に注目したり、人気でも印の薄い馬を軽視したりすると、思わぬ高配当にありつけることもあるのだ。

コメントデータを使いこなす
ラジオたんぱ賞出走馬の前走コメント
カッツミー(1着) 丸山侯騎手 道中は若さを見せ、フワフワして走っていた。でも、直線で外に出すと桁違いの伸び。強い馬に乗せてもらって感謝している。まだ成長の余地があり、これからも楽しみな馬だと思う。
レニングラード(2着) 武豊騎手 道中はまったくハミを取らなかったが、直線はしっかり伸びてくれましたね。まだキャリアは浅いが、いいモノを持っているし、楽しみな馬です。
 数字だけではなく、人間の生の声・コメントデータもレース検討には大いに参考になる。例えば、ラジオたんぱ賞を制したカッツミーの前走時の騎手コメントは「強い馬に乗せてもらって感謝している」、「これからも楽しみな馬」というもの。2着のレニングラードも「いいモノを持っているし、楽しみな馬」。
  新勢力に注目してさえいれば、この2頭はコメントデータからすぐに見つけ出せたはずだ。

 騎手コメントでは勝因、敗因としてその馬の得意な条件や展開、そして将来性などが語られていることがかなり多い。これに注目すればおいしい穴馬を発見できるだけではなく、危険な人気馬を切る材料にもなったりする。また、これまでの走りをよく知らない馬が気になったら、「次走へのメモ」で過去のレース内容をチェックするのもいいだろう。

今回のまとめ
 福島開催3週目の特別6レースだけをみても、競馬道Pro2からこれだけの馬券に役立つデータを引き出せたことはお解り頂けただろうか。この「まるごと活用術」では、あなたを「Pro2の達人」に育て上げることを目標に、次回以降はそれぞれの機能についてさらに踏み込んで使いこなし術を紹介していきたい。次回は「予想理論の自動構築」について。
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文/浅田知広
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