第2回 徹底検証!「最適理論の構築」(1)
難易度 
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予想に役立つ様々な機能を備える競馬道Pro2。そんな中でも、特に人気の高い機能のひとつが「最適理論構築」だ。「最適理論構築」とは、ユーザーが指定した条件で過去に行なわれたレースを分析して、その条件に適した予想理論を自動的に構築してくれる機能のこと。この機能を利用して穴馬券を的中させた経験のある人も多いことだろう。しかし、どうやったら当たる理論が作れるのか、ポイントを掴みかねている人もいるようだ。そこで、今回から数回にわたってこの「最適理論構築」機能を様々な角度から分析してみたい。
その第1回目は、「たくさん理論とちょびっと理論」。理論作成に用いるレース数は多い方がいいのか、それとも少なくても構わないのか。7月20日から28日に行なわれたレースで検証してみた。

検証用理論作成の手順
 今回作成した理論は以下のとおり。「たくさん理論」は、理論作成に数多くのレー スを用いた場合、どのような結果が出るのかを検証するための理論。昨年の同時期、同競馬場で行なわれた80レース前後を対象にした。一方の「ちょびっと理論」は、逆に少なめのレースで理論を作成した場合の検証用だ。こちらは、今年7月13、14日の2日間を対象にしている。
理論作成の設定条件
 
たくさん理論
ちょびっと理論
レース数
80レース前後
10レース前後
期間
2001年夏開催16日間
2002年7月13〜14日(2日間)
的中設定
的中率50%以上(馬連4頭ボックス)
的中率80%以上(馬連4頭ボックス)
レース条件
3歳以上(500万〜オープン)、平地(障害レース除く)
配当
馬連100円〜9990円(万馬券を除く)
 2歳新馬戦や3歳未勝利戦は出走経験の少ない馬が多く、今回のような検証に利用するのは不向きなため、条件は「3歳以上」に設定した。また、馬連万馬券のレースは人気薄の馬が説明のつかない激走をしているケースがあるため、同様の理由で除外している。「理論の保存」条件は、「たくさん理論」が馬連4頭ボックスで的中率50%以上、「ちょびっと理論」は的中率80%以上とし、それぞれ10理論ずつ、3場トータルで60理論を作成した。

馬連・ワイドで比較! 「たくさん理論」「ちょびっと理論」どっちが当たるのか?
 前記の条件で作成した理論を7月20日から28日のレースに適用して予想すると、下記グラフのような結果になった。馬連では、函館の的中率を除く各項目で「たくさん理論」の方が「ちょびっと理論」よりも好成績。一方のワイドでは、回収率で「ちょびっと理論」がやや優勢で、的中率はほぼ互角、という集計結果だ。なお、買い目は馬連、ワイドともに上位4頭のボックスとし、数値はそれぞれ10理論の平均値を用いて比較している。

▲馬連での的中率と回収率(10理論の平均・競馬場別)
「たくさん理論」のほうが回収率・的中率ともに高い。

▲ワイドでの的中率と回収率(10理論の平均・競馬場別)
全体的に馬連より回収率はアップ。
馬連ほど顕著ではないが、「ちょびっと理論」優勢である。


・馬連では「たくさん理論」の方が当たる(回収率6〜9%程度)
・ワイドは「ちょびっと理論」がちょびっと優勢(回収率2〜4%程度)

今回のまとめ
 このように「最適理論構築」に利用するレース数が多い場合と少ない場合では、結果に違いが出てくることはおわかり頂けただろうか。必ずしもレース数が多ければいいということはなく、ワイドでは「ちょびっと理論」が「たくさん理論」を上回る成績を収めている。自分の馬券スタイルや、理論構築にかけられる時間に応じて、レース数を調整してみるといいだろう。
 ただ、今のままでは平均回収率は100%以下。もちろん理論の中には100%を超えるものもあるが、その一方で20%を割り込むものもある。できれば、そのような当たらない理論は、予想項目を一見しただけで捨てられるくらいになりたいもの。予想項目の中には、理論を構築する段階では有意でも実戦には向いていないものもあるはずだ。
 例えば右の表は、今回小倉用に作成した「たくさん理論」のうち、いまひとつ成績が振るわなかった2つの理論について、両理論がともに採用していた予想項目・「トレーナーレース実績」を削って、再度検証してみたもの。理論Bでは予想項目を削ったにも関わらず結果に影響が出ていないばかりでなく、理論Aではこれまで外れていたレースが的中していたりもするのだ。そこで次回は、主に予想項目に焦点を当てて、当たる理論、当たらない理論の見分け方についてもう少し詳しく調べてみたい。

●今回作成した各競馬場別理論を配布!
こちらをクリックしてダウンロードしたファイルをお手持ちの解凍ツールで解凍し、[理論の読込]を行ってください。理論は競馬道Pro2のみ対応です。他バージョンではサポートいたしませんのでご注意ください。
※函館理論・小倉理論は馬連、新潟理論はワイドで回収率100%以上の理論、ただし回収率計算は各週のデータで計算しているため、現時点での回収率とは異なることがあります。

7月20日 削除前 削除後
理論A
理論B
理論A
理論B
小倉7R
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8R
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9R
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10R
11R
12R
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7月21日
削除前
削除後
理論A
理論B
理論A
理論B
小倉7R
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8R
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9R
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10R
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12R
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◎:馬連的中 ○:ワイド的中 ×:不的中
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文/浅田知広
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