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予想理論を自動作成する
競馬道GT7では、過去のデータをもとに予想理論を自動的に作成することが可能です。データを集計するレースを設定し、目標とする的中率、回収率を設定するだけで、簡単に最適な予想理論を作成できます。
最適理論の構築
メインメニューの「予想」から「ユーザ理論の設定」を選び、「ユーザ理論指定」のウインドウを表示します。ここで「最適理論構築」をクリックしてください。
「ユーザ理論指定」のウインドウはツールバーにあるアイコンをクリックしても表示することができます。
「理論構築」ウインドウが表示されます。ここでは、まず理論の構築に利用するレースを選択します。最適予想理論の自動構築では、ここで選択したレースに的中率や回収率が規定の数値以上になるかどうかを判定しながら予想理論を作成します。
レースの選択は、画面右上の「レース選択」ボタンをクリックして行ないます。
レース選択は「日時・競馬場」「開催」「重賞」の3つのカテゴリ検索で、何レースでも選ぶことができます。「距離・馬場」「年齢・クラス」「配当」「ペース・馬場状態」の各項目は、チェックボックスにチェックを入れた上で「詳細」ボタンをクリックして条件を設定してください。1つ、あるいは全部のタブで条件を設定し、それぞれのタブで「検索」をクリックすれば、条件に該当するレースが「結果」の欄に追加されます。日時、競馬場、開催ではレース名検索(テキストボックス)も可能です。「神無月S」などのレース名を入れると特別レースなどが検索できます。『神無月』など短い語句で検索したほうがヒット率は高くなります。
ここでは、天皇賞(秋)を例にして最適予想理論を構築してみます。「重賞」タブの中でGTの天皇賞(秋)を検索した画面です。インストール時に「最大」または「標準」を選択した場合は96年以降の10レースが表示されますが、ここでは仮に、過去5年分のデータで理論を構築することにします。不必要なレースは「削除」で削除してください。レースの選択が終了したら、「適用」をクリックします。
「適用」をクリックすると、「理論構築」ウインドウに戻ります。ウインドウ下部に、適用したレース数が表示されますので確認してください。
続いて「オプション」をクリックします。
「オプション設定」では、最適予想理論を構築する際、的中率や回収率の計算に利用する買い目の数や馬券の種類を設定します。まず「予想」タブで馬券の種別を選択し、続いて馬券種別のタブ(「馬/ワイド」「枠」「単/複」「馬単」「3連複」「3連単」)で、買い方を決定します。
手順6で「OK」をクリックして「理論構築」ウインドウに戻り、続いて「理論項目」をクリックします。ここでは、最適予想理論の構築に用いない予想項目をチェックします。また「同一理論項目は理論に含めない」をチェックすると、10個の予想項目が重複しない理論を作成できます。
理論作成の条件を設定します。自動作成された理論の的中率や回収率が目標に達しなかった場合は、繰り返して複数の理論が作成され、目標を超える理論が作成できた時点で自動作成は終了します。目標を超えなかった場合は、指定された回数で終了します。なお、回収率を0%に設定すると、回収率は終了条件から除外されます。繰り返しの回数や的中率に0を設定した場合も同様です。
設定が終了したら、「実行」ボタンをクリックしてください。最適理論の自動作成が開始されます。
※注意:繰り返しとは、理論構築の計算を繰り返すことです。回数を例えば50回に設定すると、短い時間で理論を構築しますが、そのかわり、希望の理論を作れない可能性があります。一方、1000回に設定すると、理論構築に長い時間がかかりますが、それだけ希望に沿った『いい』予想理論ができる可能性が高いのです。
最適予想理論の作成中は、ウインドウ下部に進行状況とインジケータが表示されます。インジケータが消え、「処理は終了しました。」と表示されたら理論の作成は終了です。作成した理論の的中率、回収率が表示されます。「理論の保存」をクリックして作成した理論を保存します。
「理論の保存」ボタンをクリックすると、理論の名称の入力を求められますので、わかりやすい名称をつけて保存してください。
保存した理論は「ユーザ理論指定」の中の、「設定済みの理論一覧」に追加されます。これで、作成した理論を予想に活用できるようになります。
なお、最適理論構築でできた理論はUIDが「autocrat」、カテゴリが「最適理論」で設定された状態で作成されます。UID、カテゴリ変更も可能です。
予想情報を保存する
一度ある条件を設定して最適予想理論を作成すると「予想情報保存」のボタンがアクティブになります。この「予想情報保存」ボタンは、理論構築の際に利用した計算結果をファイルに保存するために利用します。ここで保存しておいたファイルを読み込めば、同一計算のムダを省くことが可能です。計算が終了した時点で「予想情報保存」をクリックし、ファイルの保存先とファイル名を指定すれば計算結果が保存されます。再び同じ条件で計算をするときは、この画面で「予想情報読込」をクリックします。読み込むファイルを指定するウインドウが開きますので、ここで先に保存したファイルを指定すれば読み込みは完了です。なお、競馬道Proシリーズ、GT・GT2・GT3で作成した予想情報を読み込むことはできません。
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最適理論の構築を自動運転(同じ条件で理論を複数作成する)
最適理論の構築は、自動で複数回行なうことも可能です。自動運転を行なえば、同じ条件設定から複数の理論を作成し、ユーザがその中から適切な理論を選ぶことができるようになります。自動運転の手順は、途中までは予想理論の自動作成で説明したものと同様です。メインメニューの「予想」から「ユーザ理論の設定」で、「ユーザ理論指定」ウインドウを表示し、ここで「最適理論構築」ボタンをクリックします。
「理論構築」ウインドウが表示されたら、予想理論の自動作成のときと同様に、理論の構築に利用するレースを選択します。ここでは、前ページまでと同様に天皇賞秋の過去5年を対象にしていますが、東京芝1600mの全レースや、3歳以上のGT戦を全て、といった選び方もできます。
レースの選択が完了したら「理論項目」で理論作成に使用しない項目を設定します。
「重視度」は、自動運転中に変更する設定(ランダム)にする場合は、ここでは変更しなくて構いません。自動運転中の重視度を固定する場合のみ、ここで重視度を設定しておいてください。すべて終了したら「自動運転」ボタンをクリックします。
自動運転の設定ウインドウです。終了条件や重視度、理論保存の条件等を設定します。終了条件にある「繰り返し前にn秒間スリープ」の値は、同じような理論がいくつも作成されてしまう場合に変更してください。重視度は「ランダム」に設定するとランダムに変更され、「リニア」では比率を一定の割合で変化させます。「変更しない」の場合は、手順3で指定した値になります。設定が終了したら「実行」ボタンをクリックしてください。
「自動運転」のウインドウが閉じ、最適理論構築の自動運転が開始されます。下段のインジケータが右端まで到達したら、自動運転は終了です。手順4の設定に該当する条件の予想理論が、自動的に保存されます。
「自動運転で作成された予想理論です。理論の名前は、手順4で理論名に入力した文字に、番号、的中率、回収率を加えたものになります。画面で選択されている「天皇賞秋理論1(100〜527)は手順4で入力した「天皇賞秋理論」の1番目で、的中率が100%、回収率が527%であることを示しています。
ここで作成した予想理論は、他の理論同様に編集や新規保存(複製)が可能です。作成された理論を比較して、適切と思われるものを利用するといいでしょう。
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予想理論を作り直す(再構築)
理論の再構築とは、既に作成されている予想理論に、最新のレース結果を反映させて、理論を作り直すことです。ここでは先に手動で作成した「競馬道マル得理論」を再構築してみます。
メインメニューの「予想」から「ユーザ理論の設定」を選択します。「ユーザ理論指定」ウインドウが表示されますので、再構築したい理論を選択して「再構築」ボタンをクリックします。再構築後は、新たに作成した理論がもとになった理論に上書きされますので、必要に応じて「複製」しておくといいでしょう(アドバイス参照)。
「最適理論の構築」と同様に、理論構築の際に的中率、回収率を計算するレースを指定します。「レース選択」ボタンをクリックしてください。
「レース群の選択」ウインドウが表示されます。ここで選択したレース条件に合わせて、もとの理論項目を使った新しい理論を再構築します。
レースの選択が終了したら、的中率、回収率など理論作成の条件を設定し、「実行」をクリックします。
なお、再構築では元になる理論に採用されている予想項目のみを利用します。元の理論にない予想項目も再構築に利用する場合は、「理論項目」ボタンをクリックして、利用したい予想項目のチェックを外してください。
理論の作成が終了したら、理論の保存をクリックします。この際、もともとの理論に上書きして保存するか、名前を変えて保存するか(新規保存)のいずれかを選択できます。上書き保存をすると、もとの理論が消えてしまいますので、できるだけ名前を変えて保存(新規保存)をおすすめします。
※10項目以下の理論項目で作成された予想理論を再構築した場合でも10項目を利用した予想理論が構築されます。これは最適理論構築も同様です。